今回作成するイラストは,中空になって枠だけの立方体のイラストです.使用する主な機能は「多角形ツール」と「スナップ」です.立方体のような規則的な図形を作成する場合,まずはじめに基本となるガイドのようなものを作成すると,あとの作業が大幅に簡略化できます.今回はそのテクニックを説明します.

中の抜けた立方体のイラストを描くためにに,まずはじめに正三角形を並べてガイドのようなものを作成します.多角形ツールでCtrlキーを押したまま図形を描くことで,正三角形を作ることができます.右向き (▶) に配置して,それを各頂点でスナップさせながら横に6個,縦に6個並べます.

基準線

残りの具体的な操作についての解説は動画に任せましょう.このように,何らかのイラストを描く際に,従うべき基準を自作してみると作業が効率的に,一律に乱れなく実現することが出来るかもしれません.


これまで「ガイド」と呼ばず「ガイドのようなもの」と曖昧な言い方をして書いていますが,その理由は実際にInkscapeに公式に搭載されている「ガイド」機能との混同を避けるためでした.ガイドとは次のようなものです.

任意の位置にスナップさせるための線を置くことができます。この線をガイドまたはガイドラインと呼びます。

ガイドには、それぞれ1個のハンドルがついています。ガイドをドラッグすると、マウスカーソルの位置に自動的にハンドルが移動します。スナップする設定にしてあるときには、このハンドルがスナップします。

上記にも引用した Inkscape@JP というサイトは情報が体系的によくまとまっていて,Inkscapeの操作を学習する上で大変参考になるサイトです.ただし2017年6月11日現在において最終更新が2016年6月であり,更新が約1年間行われていないため情報は少し古いかしれません.例えば2017年2月にリリースされた ver. 0.92.1 の解説はInkscape@JP内を探しても無いでしょう.

kv

 

動画の中では「コーポレートロゴ B」というフリーフォントを使用しました (左記リンク先でダウンロード可能です).SIL Open Font License 1.1 で自由に使用できるフォントです.クリアでありながらしっかりと個性のある書体であり,たいへん印象的なフォントです.

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